・玄米の選び方や注意点はわかった
・次は玄米の炊き方が知りたい
・酵素玄米にもチャレンジしたい
こういった方向けに書きます。
玄米は炊き方によって風味が変わってきますので、色々と試してみてご自身の味覚に合う方法を探してみて下さい。
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基本的な玄米の炊き方
基本的な玄米の炊き方ですが、選び方と下準備(事前に浸水させておく)がしっかり出来ていればぶっちゃけ普通の炊飯器で普通に炊くだけでも全然OKです。
普通の炊飯器の「玄米モード」「白米モード」「白米短縮モード」と試してみましたが、どれも問題なく炊けました。(もちろん玄米モードで炊いたのが一番美味しかったですが)
その際には、塩をひとつまみ(ご飯1号に対して1g程度)入れて炊くと玄米特有の匂いが緩和され、水の吸水率もアップし美味しく炊けます。
「特別な炊飯器じゃなきゃいけないんじゃないか?」
「圧力鍋の方がいいって聞くけど…」
こういった事で一歩踏み出せない方、自宅の炊飯器でも充分おいしい玄米が炊けますので安心して玄米生活を始めてみて下さい。
とは言え、もちろんですが炊き方にこだわると更に美味しく炊く事はできます。
美味しく炊くための方法を大きく分けると、
- 圧力鍋で炊く
- 専用炊飯器で炊く
これらの2つがありますので、下記で解説していきます。
美味しい炊き方①:圧力鍋
玄米とは、糠(ぬか)や胚芽が残っている分、白米よりもボソボソになりやすいのですが、それをふっくらもちもちに炊けるのが圧力鍋です。
また、圧力鍋で炊く方がより短い時間で炊き上がります。
圧力鍋での炊き方は、
- 水を玄米の1.2倍程度の量とひとつまみの塩を入れる(好みにより調整)
- 圧力鍋の重りが動くまで強火にかける
- 重りが動いたら弱火にし、20-25分加圧する
- 時間があれば、火を止め余熱で15分程度蒸らす
このように炊きます。
炊き方は圧力鍋により若干異なるので、正確にはお持ちのメーカー推奨の方法をお調べ下さい。
また、玄米は圧力鍋や水の量、時間によって大きく風味が変わりますので、ご自身で微調整しながらお好みの炊き加減になるよう何度か試してみて下さい。
ここで1つ注意点です。
『圧力鍋を使えば事前に浸水しなくてもすぐに美味しく炊ける』
というような事を言っているサイトも見かけますが、そもそも浸水させるのは味を良くするためではなくアブシジン酸という毒素を(発芽させる事で)取り除くためです。
確かに、圧力鍋を使う場合、炊き上がり具合や味でいったら事前に浸水させなくても大差無いかもしれませんが、当然それではアブシジン酸は取り除かれません。
そのため、普通の炊飯器であっても、圧力鍋であっても、事前に浸水させる(夏場は6時間、冬は12時間ぐらい)作業は必ず行って下さい。
圧力鍋の種類は値段や好きなメーカーによってお選び頂ければいいと思いますが、こちらの圧力鍋が品質も耐久性も非常に高いみたいです(母の代から何十年も使い続けられているとの口コミもあり)↓
公式HP:http://imonoya.co.jp
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美味しい炊き方②:専用炊飯器で炊く
最後の炊き方は、玄米専用炊飯器で炊く方法です。
玄米専用炊飯器で炊くと、
- 発芽から炊飯まで全自動でやってくれる
- 何日か寝かせることで自宅でも酵素玄米が作れる
というメリットがあります。
デメリットは価格が高い事です。笑
詳しくは後述しますが、酵素玄米は栄養価が高く、玄米特有のパサパサ感がなくモチモチしててとても食べやすいです。
経済的に余裕があり、手間をかけずに美味しく玄米を食べたいという方には非常にオススメです。
酵素玄米について
酵素玄米はGABAを始めとする栄養価が普通の玄米よりも高く、モチモチしてて美味しいので、玄米が苦手な方でも食べやすいです。
木村拓哉さんやモデルのローラさんも食べている事で話題になりましたが、正直、一度酵素玄米にすると栄養価や健康効果など色々な面で考えて、もう白米には戻れません。笑
そして作り方自体はとっても簡単です。
【酵素玄米の作り方】
→玄米に小豆と塩を入れて炊き上げ、その後3日程寝かせて発酵させる
これだけなのですが、この「3日寝かせて発酵させる」ということが普通の炊飯器では出来ません。
- 発酵させるには最低70℃以上で寝かせないといけないが、普通の炊飯器の保温モードでは温度が低すぎて雑菌が繁殖してしまう
- そもそも普通の炊飯器は炊き上げてからすぐに食べることを前提で設計されているため、内釜が何日も高温状態にさらされるとすぐに傷んでしまう
これらの点から、酵素玄米はそれ専用に設計された炊飯器でないと作れません。
玄米専用炊飯器は色々な種類がありますが、2点だけ注意して頂きたい点があります。
- 内釜がテフロン加工(フッ素コーティング)のものはなるべく避ける
- 圧力が高いものを選ぶ
この2点です。
1点目は調理器具全般に言える事ですが、フッ素コーティングは熱に弱く人体にも有害です。
フッ素コーティングしたフライパンに誤って火をかけっぱなしにして出かけてしまい、有毒ガスが発生して飼い犬が死んでしまうという事故が実際に起きています。
2点目は、圧力でいったら炊飯器は圧力鍋には絶対に敵わないものの、その中でもなるべく高い圧力のものを選ぶ事で美味しく玄米が炊けるからです。
オススメの玄米専用炊飯器
上記2点を満たすオススメの炊飯器がこちらです↓
①なでしこ健康生活
最もオススメなのはこちらの『なでしこ健康生活』です。
- 国内で最も売れているロングセラー商品(10万台以上)
- 内釜がテフロン加工では無くダイヤモンドコーティング
- 最大1.8気圧の業界最高水準
- 5年のメーカー保証(公式サイトより)
- 多数のメディアでも取り上げられている安心感
公式サイトからの購入だと、3年の基本保証+無償の2年延長保証=5年の保証がつきます。
さらに発芽玄米(3kg相当)や専用雑穀、レシピなども特典でついてくるので非常にお得です。
なでしこ健康生活は模造品なども出回っているようなので、上記の特典を考えても公式サイトからの注文をオススメします。
余談ですが、なでしこ健康生活の玄米がかなりクオリティ高いです。
無農薬かつ天日干しで出荷されている生きた玄米ですので、普段用の玄米としてリピートするのも大いにアリかと思います。
【生きている玄米 発芽玄米・酵素玄米専用:なでしこ健康生活】
②Cuckoo NEW 圧力名人
次いでオススメなのはこちらの『圧力名人』シリーズです。
- 内釜がテフロン加工では無くダイヤモンドコーティング
- 最大1.8気圧の業界最高水準
- 値段がなでしこ健康生活より少しだけ安い
- 3年のメーカー保証
- 上位モデルだと1升まとめて炊ける
なでしこ健康生活は日本製ですが、こちらは韓国製です。
そのためか、価格面ではこちらの方がなでしこ健康生活よりも少しだけ安いです。
また、(当然値段は上がりますが)これの上位モデルだと最大10合をまとめて炊けます↓
一度にまとめてたくさん炊きたい、とにかく価格を少しでも抑えたい、という場合はこちらがオススメです。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました!
玄米は正しく食べれば本当に良い事だらけなので、普段白米の方もぜひ一度試してみてください。
玄米食べて粗食にするだけで健康問題はほぼ全て片付くのでは?とすら思っています。笑
玄米関連の記事まとめはこちらです↓
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まとめ
・玄米は普通の炊飯器でも全然OK
・圧力鍋で炊くとより美味しくなる
・専用炊飯器で酵素玄米を作れば完璧