・玄米が良いとは聞くけど、実際に何がいいの?
・玄米って本当に効果があるの?
・玄米で病気が治る事なんて本当にあるの?
こういった疑問にお答えします。
実在した方の実例を紹介していきます。
結論を先に言うと、玄米+粗食で健康に関しての問題はほぼ解決です。
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目次
玄米で健康だった人たち
伝染病研究医・二木謙三氏
二木氏は生まれながらに病弱で、慢性皮膚病、不眠症、頭痛、便秘、下痢などの様々な病に苦しめられていました。
そして9歳の時に、腎臓炎から尿毒症をおこしかけて危篤に陥りました。
しかし、父親が漢方医で、塩物を断ち小豆の煮汁を毎日飲むように言いつけられそれを実行していたら快方に向かったそうです。
そこで同氏は食べ物が身体に与える力を身を以て体験し、行き着いた先が「生きた完全食」である玄米でした。
二木氏は、1日1食、玄米と塩も砂糖も加えずに煮た野菜、それと果物を少しだけ食べるという生活で、医師としての激務をこなされました。忙しい日にはほとんど寝れない日もあったそうです。
しかし、1日1食の玄米食を始めてから93歳で天寿を全うするまで、病に苦しむ事なく泰然と過ごされたとのことです。
幼い頃から病弱だった二木氏が出した結論は「自然な生活をしていれば病気は治る」という事でした。
肥田式強健術の創始者・肥田春充氏
世界の体育や健康法を研究し、自らの虚弱な体質を血の滲む努力で克服した「超人」と呼ばれる肥田氏も、玄米を主食にしておりました。
同氏は中央大学、明治大学、早稲田大学に入学し、各大学で剣道・柔道・弓道の選手で、明治大学では柔道部を創設し、初代キャプテンとなるほどの屈強な肉体を持つ、まさに“超人”でした。
そんな同氏が玄米を推奨する理由が、
①生命力がある
②完全な成分を持っている
③不消化皮質によって理想的な便通がある
という3つでした。
同氏いわく、
「人は病気のために死ぬのでは無い。病気+薬剤および器具機械+過剰栄養によって死ぬのだ。生物学的原理に従いさえすれば、人は病気のために死ぬものとはどうしても思えない。」
と説いています。
作家・与謝野晶子氏
日本人であればほとんどの方がご存知だと思われる与謝野晶子氏も玄米を主食にしていたそうです。
与謝野氏は30代半ばで体調を崩した時に食に関する本を読み、玄米や野菜を中心とした生活にしたそうです。
その後同氏は85歳まで生きました。
聖フランシスコ病院医師・秋月辰一郎氏
秋月辰一郎氏は、長崎に原爆が落とされた際に、被災地からわずか1.8kmの所にある聖フランシスコ病院で働いていました。
秋月氏は自らも被曝しながら、被災者の方々の治療に尽力されたそうですが、「とにかく食事で玄米とワカメの味噌汁を摂る」と言う事を徹底したそうです。
そのおかげか、同氏とスタッフ一同、放射線を浴びる事により起こる原爆症という症状は一切出なかったそうです。
玄米で病気と闘った人たち
マクロビの祖・桜沢如一氏
桜沢氏は玄米菜食を中心としたマクロビオティックを世界に広めた人として有名な方です。
同氏は18歳の時に肺が結核にかかり、19歳になるとそれが腸にまで広がりました。
当時は不治の病とされていて、いよいよこれまでかというその時にたまたま手に取った本が、石塚左玄氏が著した食養に関する本だったそうです。
石塚氏は伝統食の大切さを説き、玄米を含めた穀類は皮を剥いたりせずそのまま食べるべきだと提唱していました。
それを実践したところ、奇跡のようにみるみる健康が回復していき、20歳からは病気にかかったのが嘘のように元気に働き始めたそうです。
ジャーナリスト・稲田芳弘氏
「ガン呪縛を解く」の著書でもある稲田氏は、自身もガンと宣告されながらも全国のガン患者さんの相談や講演に精を出していました。
同氏は男性では珍しい乳がん患者で、それも末期のものと診断されています。
男性の乳がんはその転移の早さから女性よりも恐ろしいと言われており、ましてや末期ともなると絶望的な状況です。(同氏の知り合い男性も乳がんと診断され、手術をするも1年程で他界されたそう)
しかし同氏は、診断されたあと玄米食に切り替え、末期の乳がんと診断されてからも5年以上元気に過ごされたそうです。(しかし、ガン患者でありながらもヘビースモーカーであり、その後死去)
ちなみに同氏による上記の著書は当時はかなり話題にもなりました。
【「ガン呪縛」を解く:稲田 芳弘/株式会社 Eco・クリエイティブ】
「奇跡のシェフ」・神尾哲男氏
末期の前立腺癌で、「余命ゼロ」と宣告されてから14年もの間元気に過ごされたのが「奇跡のシェフ」と呼ばれた神尾哲男氏です。
同氏は末期ガンと診断されるが、病院の治療ではなく、自身がシェフであることもあり食事でガンを克服しようと試みました。
その同氏が、ミネラルや生命力、デトックス効果を理由に「主食は玄米が一番」だと提唱しています。
ふるさと村・秋山龍三氏
完全自給自足の「食養」を目的とする施設・ふるさと村を営むのが秋山龍三氏です。
同氏自身が過去病気になったというわけではなく、全国から難病を抱えた様々な方が同氏が運営するふるさと村で食事療法を行ったところ、症状が劇的に改善もしくは完治したという例がたくさんあるので、一部紹介します。
ちなみにふるさと村の食事は、玄米を主食にしながらの一汁一菜、梅干し、漬物が基本となります。(下記の例は玄米の効果だけでなく、無農薬・完全有機栽培の野菜を中心とした食生活全体が病気の治療に効果的だったのだと思います)
ちなみにより詳しく知りたい方はこちらに載っています↓
※なお、下記の患者さんの名前は作中の仮名をそのまま記載
アトピーを克服:たまえさん(28歳)
【メニュー】
- 3日間の断食(断食中はどくだみ茶か白湯のみ)
- 日常生活中は適度な運動
- 3日間の断食明けで、回復食に玄米スープ
- 帰宅後もふるさと村での食事と同じような内容で食養生活
いくつもの医者を渡り歩いてきたが、抜本的な解決には至っていなかったたまえさんは、10日間の食養体験と、自宅に戻ってからも同じような食事を続けることで、帰宅後4ヶ月でずっと悩んでいたアトピーがなくなり綺麗な肌になったそうです。
糖尿病による失明が完治:ゆうたさん(50歳)
【メニュー】
- 食事を玄米、季節の野菜、海藻、キノコ類、味噌、漬物を基本に、動物性食品を除いたものにする
- 奥さんの付き添いのもと適度な運動
ゆうたさんはある日突然、車を運転中に目の前が真っ暗になり失明してしまいます。糖尿病の合併症のひとつの「糖尿病性網膜症」が原因でした。
失意のどん底の中、奥さんの友人の紹介でふるさと村にきて、上記メニューを数ヶ月実践していたところ、うっすらと光が差し込む感覚を取り戻したそうです。
その後、ふるさと村に初めてきた7ヶ月後には失明前のレベルまで視力が回復したそうです。
乳ガンが消えた:くにこさん(42歳)
【メニュー】
- 食事を無農薬の有機野菜、あずき玄米中心に、食べ過ぎないように適量だけしっかり噛んで食べる
くにこさんは乳ガンと診断され、「今の治療をいったんやめて、自分が納得いく食事療法を試してみたい」と言い、主治医の許可を得た上でふるさと村にきました。
そこで毎日の食事を上記のようにしたところ、3ヶ月後には胸にしこりがなくなってしたそうです。
まさかと思い医者に診てもらうと、乳ガンは消えていたそうです。(※もちろんガンが消えた理由はハッキリとはわからないし、誰でも効果があるかはわからないとされています)
以上のように、玄米を中心とした食生活にすることで、病気の症状が改善したという例がたくさんあります。
こちらが公式HPなのでご興味があればご覧ください↓(※2019/7現在は長期での病気療養滞在はやっていないようです)
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おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました!
玄米に関して少しでも興味をお持ちいただけたようであれば、早速玄米食を実践してみてください。
もしかしたら今お持ちの持病の改善に少しでも役立つかもしれません。
玄米に関してまとめた記事がありますのでご興味があればこちらもご覧下さい↓
【どうやるの?】玄米の炊き方【基本から酵素玄米にする方法まで解説】
【選び方から下準備まで】意外と知らない玄米の注意点【要確認】
まとめ
・必ずでは無いが玄米で病気の悩みが改善するかも
・特定の症状に悩んでいる方は試してみる価値あり