・噂に聞くごぼう茶の効能ってどうなの?
・他のお茶とごぼう茶ってどう違うの?
・ごぼう茶って本当に良いの?
こういった疑問にお答えします。
結論、ごぼう茶の健康に対する効能は想像以上でした。
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南雲先生が絶賛するごぼう茶の効能
「1日1食」でおなじみの医師・南雲吉則先生をご存知でしょうか。
とても60代とは思えないような若々しさで、56歳の時の測定では、血管年齢26歳、骨年齢28歳、脳年齢38歳という驚異の肉体を実現されている方です。
その南雲先生が絶賛しつつ、ご自身でも飲まれているのが“ごぼう茶”です。
まずはごぼう茶の効能を挙げますと↓
【効能①】
- アンチエンジング効果
- ダイエット効果
- 冷え性改善、動脈硬化予防
- 体臭改善
- 口臭の改善
- 肌の調子を整える
- ニキビやシミ予防
- 風邪予防
- アトピーやアレルギーの緩和
- 花粉症の緩和
【効能②】
- お通じの改善
- 腸内環境の改善
- 大腸ガン予防
- むくみ改善
こういった効果が期待されています。
ごぼう茶は、僕たちの身体の見た目も中身も整えてくれる万能のお茶と言えそうです。(詳しくは後述)
では、ごぼうの何がそんなに良いのか?という事を解説していきます。
【効能①】ごぼうが持つ最強のポリフェノール=サポニン
ごぼうには野菜や果物の中でも特に多くのポリフェノールが含まれますが、上記の効能①の根拠となるのが、このごぼうが持つポリフェノールであるサポニンです。
“ポリフェノール”とは、果物や野菜の皮に多く含まれる抗酸化物質の総称で、強力な抗酸化作用を持っています。
例えば、
・緑茶に入っているカテキン
・ブルーベリーのアントシアニン
・大豆のイソフラボン
これらはみんなポリフェノールです。
そして、ごぼうに含まれるポリフェノール=サポニンは、植物の中で最強のポリフェノールであるという研究結果があります。
なぜかと言うと、野菜や果物の皮は外界とのバリアで、皮に含まれるポリフェノールには菌やカビから身を守る「防菌防虫作用」、傷ついた皮を治す「創傷治癒作用」、酸化を防ぐ「抗酸化作用」があります。
しかし、上記の緑茶の葉っぱやブルーベリー、大豆などをもし土の中に入れたらどうなるでしょうか?
たちまち腐ってしまうか菌などによって分解されてしまうでしょう。
そんな土の中という過酷な環境でも生き残れるほど強力な防菌防虫作用、創傷治癒作用、抗酸化作用を有するポリフェノールを持っているのがごぼうです。
このごぼうが持つポリフェノールであるサポニンには、
- 強力な抗酸化作用(=アンチエイジング効果)
- 体内の脂肪やコレステロールを分解し排泄する作用(=ダイエット効果)
- 皮脂の過剰分泌を抑える(=肌の調子を整える効果)
- 皮脂が少なくなりワキガ菌が繁殖しにくくなる(=体臭改善)
- 血を固まりにくくする(=冷え性改善)
- 血液中の悪玉コレステロールを排出する作用(=動脈硬化予防)
- アレルギーを起こす因子を抑制して炎症を抑える(=アトピー、アレルギー、花粉症の影響緩和)
- 強力な創傷治癒力(=年齢と共に衰える肌の修復力を高め、老化の進行を抑える効果)
このような働きがあり、上記の効能①で挙げたような効果に繋がります。
この「脂肪やコレステロールを分解し排泄する作用」は、
①ダイエット効果もあり、
かつ余分な皮脂がなくなる事で、
②顔の毛穴が目立たなくなり肌がキメ細かくなり、
③体臭が消えたり、
と、まさに身体の内面も外面も整えてくれる素晴らしい効能だと思います。
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【効能②】水溶性食物繊維=イヌリン
効能②の根拠となるもう1つの有効成分が、水に溶ける性質の食物繊維であるイヌリンです。
食物繊維の効能は皆さんご存知だと思います。
胃で消化されずに腸まで届くため、腸の調子を整える作用や便通が良くなる作用があります。
通常の食物繊維は、セロリなどに含まれるあのスジみたいなものを想像されるとおもいますが、このイヌリンは水溶性で、水に溶けます。
その為、ごぼう茶として飲むことでも食物繊維が摂取でき、それが腸に届く事で上記の効能②で挙げたような整腸効果が期待できます。(実際にごぼう茶を飲んだら嘘みたいに便通が改善したという口コミが沢山あります)
また、イヌリンは土の中で水を吸い上げる役割を果たします。そのため、ごぼう茶を飲むと身体の余分な水分を排出してくれる効果があるため顔や身体のむくみ改善につながります。
ちなみに、イヌリンは糖の一種ですが分解されにくく、血糖値を上げないため糖尿病予防や肥満予防にも効果があると言われています。
最近の研究では、腸の若さに比例してお肌や脳も若くなる傾向にあることがわかってきていますので、腸内環境を整えるためにもごぼう茶を習慣化すると良いと思います。
ごぼう茶の作り方
では、ごぼう茶の作り方を解説します。
ちなみにごぼう茶にはカフィエインは一切含まれていません。
そのため、妊婦さんでも、寝る前の時間でも、誰でもどのようなタイミングでも飲んでいただけます。
【ごぼう茶の作り方】
- (できれば泥付きの)ごぼうを1-2本用意する
- たわしなどでこすり、泥を落とす(皮がむけないよう力加減に注意)
- ピーラーなどでさきがけに削ぐ(水に浸けるとサポニンやイヌリンまで溶け出てしまうため厳禁)
- ざるや新聞紙の上で、水分が抜けて軽くなるまでおよそ半日ほど天日干しする(夏場なら2-3時間)
- フライパンで10分ほど煎る(触ってみてパリパリとした感じになるまで)
- そのままでもOKだが、だし用のパックなどに入れると煮出しやすい
- 充分に色が出るまで鍋ややかんなどで煮出して完成
濃さはお好みで調節してください。
お茶とは言うもののカフェインは入っていないので、濃いめに煮出しても苦くはなりません。
また、④に関しては、もし天気が悪かった場合などは電子レンジで水分を飛ばしてもOKです。(2-3分加熱し、扉を開け湯気を出してから再び加熱する、というのを数回繰り返す)
ただ、日光に当てる方が美味しく出来上がるため、晴れていれば天日干しをオススメします。
生のごぼうよりも加熱したごぼうの方が抗酸化力が高くなるというデータがあるため、そういった意味でもとても効率よく手軽にごぼうの有効成分を摂取できるのがごぼう茶の良いところです。
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作る時間が無い場合
ごぼう茶を作る時間が無かったり、さっと手軽に毎日の習慣にしたい方には、こちらのごぼう茶がオススメです↓
これは南雲先生ご自身が監修されたそうです。
1つ1つパックになっているため、お湯を注いで飲むだけ、かつ値段もお手頃価格です。
基本的にはご自身で作って頂きたいのですが、切らしてしまったときや、鍋・やかんで煮出す時間が無い時、もしくは職場などの出先で飲めるように持っておくと便利です。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました!
日々のちょっとした積み重ねが将来の健康を作ると思います。
遅すぎると言う事は無いので、普段なかなか健康に気を遣えていないなーと自覚がある方は、これを機にまずはごぼう茶を飲んでみてはいかがでしょうか。
また、南雲先生も実践している健康習慣に関する記事がこちらなのでご興味があればぜひ↓
【少食になろう】健康寿命を延ばすためには腹6分目にするだけでほぼOK【腹8分目は最低限】
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まとめ
・ごぼうの力が想像以上にすごい
・カフェインレスのごぼう茶を日々の生活習慣にしよう