・新しく投資を始めてみたいけど、何から勉強しよう
・投資初心者から一皮剥けたい
・基本的な事は理解しているので応用的な知識が欲しい
こういった方向けに書きます。
実際に僕が購入して読んで見た中から厳選しました。
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オススメの投資本:初級編
ローソク足の基本的な見方からチャートパターンまで、しっかりとした内容で書かれています。まずはこれでローソク足の基本を押さえましょう。
ローソク足のチャートパターンは実際のチャートを用いて詳しく解説されていますので、初心者の方だけでなくある程度知識がある方もおさらいの意味も兼ねて一読して頂く価値はあると思います。
株の事であればこちらがオススメです。マンガになっていて、身の回りの物事で例えながら株の本質を教えてくれるのでとても読みやすいです。
マンガだと思って侮る事なかれ。株の基本はもちろん、信用取引の解説から売買戦略、決算内容の見方まで非常に網羅的に押さえられた良書です。
よりツッコんだ内容とFXの事も書かれている2作目がこちら↓
FXの内容に特化して知識を得たいという方向けの一冊です。著者は実際に10年間ディーラーに勤めていた方で、その実体験も交えた内容になっており面白いです。
移動平均線やMACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンド等のインジケーターを実際の売買でどう使うのか、トレード日誌の付け方、複数通貨ペアから見る市場の読み解き方、といった内容になります。これも中級者以上の方も一読する価値はある一冊だと思います。
こちらはかなり有名な本ですね。内容としては、株やFXの投資戦略などでは無く、お金持ちになるための心構えといったものになります。
僕はこれを読んで、飲み会やタクシーに使ってしまっていたようなお金を、少しずつでも投資に回した方がいいと強く思い、心を入れ替えました。
その出費は自分のにとっての「資産」になりえるのか、ただの「消費」になるのか、はたまた「負債」になるのか、この辺りの概念は言われてはっと気付く事があると思います。読まれた事が無い方はぜひ。
オススメの投資本:中級編
こちらも言わずとしれた名作です。初心者向けかな?とも思ったのですが、実際にある程度の投資経験があった方が、より深いレベルで共感できるような内容になっていますのでこちらで紹介します。
僕も専業になったばかりの頃、負け続けてもうダメだと思った時にこの本を読んですごく救われました。ある程度のレベルになると「投資はメンタル」と言われる様になりますが、まさにそのメンタルを整えるための一冊と言えるでしょう。
“マーケットの魔術師”シリーズは全4冊、2000ページに及ぶ大作ですが、それらの特に大切な部分を抽出して1冊にまとめたものがこちらです。まずはこちらを読んでみて、もっと詳しく知りたい!と思ったら原作の方も読んでみて下さい。
“絶対的な法則を探してはいけない”
“トレードしないで我慢する”
“気分が良くなるトレードはしてはいけない”
“トレーディングから感情を切り離す”
といった、トレードにおいて本当に大切だけど真の意味で実践するのが難しいポイントを解説してくれています。手っ取り早くポイントだけまず知りたい!という方にはこのエッセンシャル版はすごくオススメです。
短期売買に関する知識を得たい方はこちら。ラリー本人が登壇するウン十万円するセミナーで教えていた様な内容が書かれている本で、値段に見合った価値のある内容だと思います。
短期売買で勝っている人はこういった考え方なんだと目から鱗でした。過去何十年にも遡って統計を取り、結論を導き出しているのですごく説得力のある内容です。何度も読み返すべき内容が詰まった一冊なので、スイングトレードぐらいまでの短期売買を上手くなりたい!と言う方は必読です。
テクニカル分析やインジケーターはほぼ理解した、と言う方にはこちらの一冊がオススメです。
ラインブレイクやトップ・ボトムでのプライスアクションに出来高をプラスして分析する事で、より精度が上がるかと思います。
よく考えてみれば、その価格の位置での市場参加者の興味の度合いや大口の意志が反映されるのが出来高なので、出来高の分析が無ければテクニカル分析も無いなぁとこれを読んで気付きました。
これはタイトルの通り“相場心理”の本です。
なぜ、9割以上の人が相場で負け一部の勝ち組だけが相場に勝ち続けることができるのか?
その答えを私たち投資家の内面に求めた1冊です。
もしあなたが、大切な箇所にマーカーを引きながら本を読むタイプであれば、おそらくほぼ全ページにマーカーを引くことになるんじゃないかってぐらいの良書です。
本気で投資をしたい!という場合に、その心構えを作るための本はこれと上記のデイトレードを読むだけでいいと思います。
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オススメの投資本:上級編
伝説的なバーゲンハンターとして名を馳せ、運用するファンドは50年に渡って市場平均をアウトパフォームするという驚異的な結果を残したジョン・テンプルトンの投資戦略の本です。
“悲観の極みで投資する”という内容が、経験を積んでいないと難しいと思い上級者編での紹介にしました。理解できないほど難解な内容では無いので、中級者以下の方でも全然読めますし、タメになると思います。
グローバル・バリュー投資を得意としていたテンプルトン卿の投資手法なので、中長期の投資に向いている内容だと思います。世間ではハイレバで短期で10万円を100万円にしました!みたいなのが賞賛される風潮にありますが、中長期でじっくり保有すると言う投資の本質がこの一冊には詰まっているように思います。
最後に紹介するこちらの本は、完全に上級者向けです。もともと英語で書かれた本ですが、翻訳が間違ってて真逆の意味になっていたり、筆者独特の表現が沢山あり、内容を理解するのに大変苦労します。
ですが、内容を理解できれば基本を押さえた上級者の方でも間違いなく投資スキルは向上すると思います。
ローソク足の1ティックレベルでの意味や具体的な仕掛けのタイミング、チャートパターンといった非常に実践的な内容の一冊になっています。苦労はしましたが、僕が今まで読んだ投資関連の本の中で一番タメになった本がこれだと思います。
内容がぎっしり詰まっており、理解しつつ読み進めるのに一ヶ月ぐらいかかると思いますので、覚悟して臨んで下さい。笑
おわりに
日本人は先進国の中ではことさら投資に疎い人種です。
しかし、人生100年時代において、今後益々投資の必要性は高まっていきます。その為には誰かに任せっきりでは無く、投資というものを自分自身で学び、経験していかないといけません。
その上で一番大切な事は、相場の世界から「退場」しないことですが、今回ご紹介させて頂いた本の内容をきちんと理解できれば、まず「退場」といった最悪の事態は回避できるかと思います。
僕自身も日々勉強している身ですので、一緒に頑張りましょう!
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まとめ
・まずは本を読み自分自身で基礎から学ぶ
・その上で、最初は少額でもいいから実際に投資を経験する