・FXやってみたけど全然勝てない・・・
・仮想通貨の売買で大損している・・・
・もう投資の才能無いから辞めよう・・・
こう言った方向けに書きます。
結論は、負けている人ほど大勝ちする可能性があるという話です。
スポンサードサーチ
目次
投資でボロ負けする人の特徴
皆さんこれ大真面目に考えた事ありますか?
投資で負けている人程、相場のせいにしたり運のせいにしたりして、ダメな点を全く改善しないまま負け続けている事が多いです。
普通にやっても勝てない理論的な説明はこちらをご参照下さい:普通に投資をしても“必ず”負ける理由
投資で勝てない人の特徴は、大きく分けると下記に当たるのではと思います。
- 損切りができない or 遅い
- そもそも損切りの逆指値を置いていない
- 利確が早すぎる
- 根拠も無く無限ナンピン
- リスク・リワードを考えてエントリーしていない
- ただの雰囲気でエントリー
- ムキになったポジションの取り方をしている
これらのコンボ、例えば1、2、3のコンボだと、利益になった取引は少額でもすぐに確定する(利益を育てられない)→損切りは置かない→どこで損切りしていいかわからず含み損には耐え続ける→結果、1000円、2000円の利益が出るときもあるが、負ける時には-10000円以上ガツンと負ける
といったトレーダーが出来上がります(金額は例えです)。1と4のコンボなんかも大負けする為のゴールデンコンボです。
もっと投資スキルを磨きたい方、僕が実際に読んで役に立った中から厳選した本がこちらです→【初級者から上級者まで】投資関連のオススメ本10選【必読です】
ただ、ここでちょっと考え方を変えてみましょう。
負けていると言う事は・・・
=勝てると言う事、です。
「?」って感じですか?笑
どういう事かと言うと、FXって大抵が買いからでも売りからでもエントリーできます。ということは、単純に今までやってきた行動の真逆の事を行えば、負けトレードの損失額>勝ちトレードの利益額であったのが逆になります。
今までの負けトレードって、大抵上記の1〜7に当てはまりませんか?その逆を行えばいいわけです。
では、上記1〜7の逆の行動とはどの様なものでしょう。
スポンサードサーチ
1の逆:損切りは素早く行う
エントリーして、想定外の動きになったり、ここを越えたら損切りをしようと思っていたラインを割ったらスパっと損切りしましょう。
投資スタイルにもよりますが、勝てているトレーダーでもエントリーの半分近くは損切りです。
初心者のうちって、損切り=悪だと思っていて中々できない方が散見されます。どんなにすごいトレーダーでも、勝率は40〜50%ぐらいなので、まずは損切りする事に慣れる事が勝ち組トレーダーになるための第一歩だと思います。
そして、想定していたよりも長時間保有してしまった場合にも損切りを行うといった時間的水準での損切りラインも決めておくとバッチリです。
2の逆:逆指値は必ず、どんなことがあっても置く
言葉の通りです。いついかなる時も逆指値による損切り注文は入れておくことです。
ここでよく、「過去に、逆指値を狩られた後に思った通りの方向にいったから今はおいていない」という言葉を耳にします。
それは、逆指値を置いた事が間違っているのではなく、エントリーの位置か逆指値の位置、もしくは両方が間違っているから起こる事です。
このケースでは、①もっと引き付けてからエントリーする②損切り注文が近すぎるためもう少し離す、といった方法が考えられます。損切り注文をこれ以上離したら損失になった時許容できない!と言う場合、エントリーポイントもしくは投下資金の額が間違っています。
いかなる場合においても、逆指値は必ず置いて下さい。我々トレーダーを退場から守る最大の防御になります。
スポンサードサーチ
3の逆:利確は引っ張る
損切りはなかなかできないのに、利益になったらすぐに確定してしまうのも負けトレーダーたる要因の一つです。
含み益になっていると言う事は、保有ポシジョンがその瞬間は正しい方向に行っていると言う事です。
この場合には、トレーリングストップを置いていく(=決済の逆指値の位置を徐々に上げていく)のがオススメです。エントリー価格と同値に逆指値を置いておけば最低でも損はしないので、穏やかな気持ちで見守りましょう。
最後には逆指値に狩られて終わるものの、どんどんその水準を上げていっているのでしっかり利益をとって終われます。
4の逆:ナンピンは禁止か1回まで、買い乗せ売り乗せはOK
ナンピンというのは間違った方向のポジションにさらに追加をする行為です。最初からナンピン前提でロット管理をしていたのなら別ですが、安易にナンピンするのは非常に危険です。潔く損切りしましょう。
たぶん負けトレーダーの大半が、損している時のナンピンはできるのに、利益になっている時の買い乗せ売り乗せはできずに、今あるポジションをすぐに利確して手仕舞ってしまう傾向にあると思います。
保有しているポジションが利益になっている場合、必ず当初取ったポジションよりも不利な価格でしかポジションを追加できませんので、心理的負荷が大きいのはわかります。
しかし、ナンピンしても自分のポジションとは逆方向に動き続け、気付けば取り返しがつかないぐらいのマイナスになってしまった・・・なんて経験ありませんか?
負けている大半の人は、間違ったポジションを追加する事は簡単にできるのに、正しい方向に動いているポジションは追加できないものです。しかし、論理的に考えると、行うべき事はその逆の行為ですよね。
ただ、ナンピンも買い乗せ・売り乗せも、本来非常に上級者のテクニックなので、初心者のうちはどちらもやらない事をオススメします。
スポンサードサーチ
5の逆:リスクリワードを考えてエントリーする
これは、“2.逆指値を必ず置く”という事にも繋がるのですが、逆指値に到達してしまった場合の損失を1として、もし上手くいった場合の予想される利益額が2以上になるようにエントリーすることを心がけて下さい。
つまり、リスクに対してのリワードが1:2以上になるようなエントリーポイントを探して、そこまで引き付けてエントリーをする。
それだけでも無駄なエントリーが大きく減り、運用成果アップに繋がります。
6の逆:SNSで発信できるほどの根拠があるエントリー
僕が実践している事でもあります。
エントリーしようと思った際に、「その理由を第三者に自信を持って説明できるかどうか」を基準に一度立ち止まって考えてみましょう。
なんとなくの雰囲気でエントリーしようとしている時は、上手く言語化出来ないはずなので、その際にはエントリーを見送ります。
これが本当に効果があるので、エントリー前に「このエントリーは第三者を納得させられるだけの根拠があるエントリーなのか?」と言う事を毎回確認してからエントリーして下さい。
7の逆:ムキになっている時は相場から離れる
損切りが連発したり、エントリーした瞬間に逆の方向に動き出して、ムキになってドテンしたらまた逆の方向に動き出して…といった経験ってありませんか?(僕は恥ずかしいぐらい何度もあります・・・)
感情的になってエントリーして、勝ち続けられる程相場の世界はあまくありません。
スポーツでも賭け事でも、感情的になって勝てる事ってほとんど無いと思います。こと投資においては、クリック一つで破産する可能性もあるという事を十分に考慮して、常に冷静な判断を心がけて下さい。
まとめ
・負けていると言う事は、極論その逆をすれば勝てる
・しかし、それは心理的にすんなりできる様な行為では無い
・上記1〜7の逆をコツコツ実践して勝ち組トレーダーに!