『靴を見れば仕事ができるかどうかがわかる』
社会人になって初めてこう聞いたときは、あまりピンときませんでした。
だって4000円の適当な革靴(平均寿命3ヶ月)を履いていたから。
スーツにこだわり出してから、改めて出来る上司や先輩の足元を見るようにしてみました。
例外なくピッカピカでした。
「もっと仕事で成果を出したい!」
「仕事が伸び悩んでいる・・・」
「ワンランク上の男になりたい!」
こう思ってる人は、普段自分が履いている革靴を今すぐ見てみて下さい。
ピッカピカだったら、そっとこの記事を閉じて引き続き仕事に精進して頂ければOKです。
カッピカピだったら、最後まで必ず読んで下さい。
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目次
できる男は革靴の手入れを怠らない
冒頭で述べた通り、何十人、もしかしたら百人以上の“できる男”の足元を見てきましたが、ほぼ例外なく革靴の手入れが行き届いていました。
仕事ができる = 細かい気配りができる = 革靴の手入れも怠らない
仕事ができない = 気配りもできない = 革靴の手入れもできない
という式が成り立つのでしょう。
ここで、社会人になって経験した不思議なことを1つ紹介します。
それは、『逆からのアプローチでも結果が同じになる』という事です。
つまり、仕事も革靴の手入れも出来ていない場合、今すぐ急に仕事ができるようにはなりませんが、今すぐ急に革靴の手入れはできます。
このできる方からやることによって、結果的に仕事ができるようになる、という事です。
信じるかどうかはあなた次第ですが、損はないので一度やってみて下さい。
ピッカピカの靴で出社してみて下さい。
きれいな靴を履いている人にしか見えない景色が広がっているはずです。
そもそもできる男の革靴の値段
まず、誤解が生まれないように言っておきます。
決して「高い革靴を買おう!」ということが言いたいわけではありません。
安くてもいいから、手入れをしよう、高い靴は買えなくても手入れは誰でもできるでしょ?ということが言いたいのです。
ただし、ここからは実体験で話しますが、最低でも1万円以上の革靴を買って下さい。
できれば3足。
4000円の革靴の寿命は3ヶ月程度でしたが、1万円超えの革靴を3足、手入れしながら履き回すと余裕で2年以上はもつため、結果としてそっちの方がコスパが良かったです。
ちなみに僕は相性が抜群だったのでずっとREGALを履いていました。
1万円のREGAL(アウトレット)→3万円のREGAL→5万円のREGAL、といったようにREGAL内でグレードを上げていってました。
無理して高い靴を買う必要はありませんが、最低でも1足1万円以上はかけることをオススメします。
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できる男の革靴の手入れ術①道具
前置きが長くなりましたがここで核心を話します。
そんな肩肘張って100%の手入れを目指さなくていい。
これぐらいの気持ちでOKです。
本来であれば、靴紐を取った上で、
- 馬毛ブラシで埃を取る
- クリーナーと汚れ落とし用クロスで汚れと古い油分を取る
- クリームで革に潤いと栄養を与える
- 豚毛ブラシでまんべんなく伸ばす
- ポリッシングクロスでふきとりツヤをだす
- ポリッシュワックス(靴ずみ)を塗る
- ポリッシングクロスで鏡面磨きにする
という手順が一般的です。
手順ごとの必要なものを書き出すと、
- 馬毛ブラシ
- クリーナー、汚れ落とし用クロス
- クリーム
- 豚毛ブラシ
- ポリッシングクロス①
- ポリッシュワックス(靴ずみ)
- ポリッシングクロス②
ということになります。
この中で、本当に必要なものだけ書き出します。(あくまで僕のやり方)
- 馬毛ブラシ
- クリーナー
- クリーム
- ポリッシュワックス(靴墨)
この4点があればOKです。
クロスは強いていうならポリッシングクロス②(ポリッシュワックス用のクロス)があれば便利だと思います。
他のクロスやら豚毛ブラシやらは、いらなくなったTシャツとかタオルでぶっちゃけ十分です。(もちろん予算に余裕があるなら買ったほうがベター)
ちなみに僕が使ってるのはこちら↓
【馬毛ブラシ】
これはREDWINGを持っているからと理由だけで買って、仕事用の革靴の埃取りも兼用してただけで、無駄に高いからこちらの方がいいと思います↓
【クリーナー】
これもREGALを買ったときに一緒に買ったので無駄に高いからこっちの方がいいかと↓
【クリーム】
これは自信あるからぜひ買って下さい。
浸透力、上品な艶、クリームの質、どれをとっても完璧だと思います。
かつ革靴だけじゃなくてカバンとか家具とかあらゆる革製品に使えます。
僕は革靴、財布、プライベートで履くブーツに使用していますが、一家に一つあるとめちゃめちゃ重宝します。
【ポリッシュワックス】
これもREGAL履いてるからって理由だけで買いました。
特に不満はありませんが、これから買うならこっちの方が安いし良さそうです↓
クロスとかは本当になんでもいいと思うので(僕はTシャツでやってるぐらいなので)好きなものを買えばいいと思います。
できる男の革靴の手入れ術②手順
では、具体的な手順を見ていきます。
ここでは、めんどくさがりだった僕が実践していた方法を紹介します。
本格的な手入れ(2-3ヶ月に1回)
これは上記手順と同じですが、僕は豚毛ブラシとポリッシュクロス①は使っていなかったので下記のように行なっていました。
- 馬毛ブラシで埃を取る
- クリーナーとTシャツの破片で汚れと古い油分を取る
- クリームで革に潤いと栄養を与える
- Tシャツの破片でまんべんなく伸ばす
- 乾いたTシャツの破片でふきとりツヤをだす
- ポリッシュワックス(靴ずみ)を塗る
- ポリッシングクロスで鏡面磨きにする
簡易手入れ(1-2週間に1回)
- 馬毛ブラシで埃を取る
- ポリッシュワックスを塗る
- ポリッシングクロスで鏡面磨きにする
革がまだ元気で、汚れもそんなにひどくない場合はこれだけで十分です。
担当していた経営者のお客さんで、この手入れだけで何年も革靴を履いている人もいました。
ただ、特に秋から冬にかけては潤いが足りてないとシワになったりひび割れたりするので、クリームは必須だと個人的には思います。
ブラッシング(毎日)
これは帰ってきたときに靴紐を取らずに馬毛ブラシでさっと埃を落とすだけですが、かなり効果があります。
きれいに見えても意外と細かい埃がついているのでブラッシングしたほうがいいです。
これをやるだけでワックスの効果がより長く持続するのでかなりコスパがいいと思う。
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おわりに
もし超本格的にやりたいなら下記のサイトがオススメです↓
初心者でも簡単!靴磨きの方法【革靴手入れ・クリーム仕上げ・おすすめの道具】
僕が今回言いたいのは、適当でもいいし最低限の道具を揃えるだけでいいから、革靴の手入れはしましょうって事です。
きっと仕事の成果が一気に上がると思います。
なぜだかわかりませんけど。
まとめ
仕事ができるやつは靴磨きもできる。