こういった質問に答えます。
タイトルの通り、ただ食べなければいいわけではなく色々な注意点があります。
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ファスティングのやり方と注意点
大まかなファスティングの流れですが、
準備期間 → 断食期間 → 回復期間
となります。
詳しいやり方は後述しますので、まずは期間ごとの注意点を挙げていきます。
【始める前の注意点】
- 病気の治療中、薬の服用中、妊婦・授乳中は禁止
- 15歳以下の成長期の方は控える
- 70歳以上の方で体力に自信がない方も控える(やりたい場合は専門医の指導のもとおこなう)
【準備期間の注意点】
- 断食の2日前〜前日を準備期間に充てる(断食期間により前後)
- 朝食を抜いた18時間断食などで事前にカラダを慣らしておく
- 前日の夜は玄米や発酵食品、野菜を中心に腹8分目に抑える
- 準備期間は肉類や脂ものを食べるのは厳禁(消化が悪く体内に残りやすいため)
【断食期間の注意点】
- ミネラルウォーターをたくさん(1日1.5〜2Lほど)飲む
- できれば酵素ドリンクなどで酵素を摂取する
- ガムや飴禁止(基本的に口にできるのは水と酵素ドリンクのみ)
- 酒、タバコ禁止
- コーヒーなどのカフェイン禁止
- 薬の服用禁止
- めまいや吐き気、蕁麻疹などは毒素が抜けていっている好転反応だがあまりにひどかったら一度中断する
- 寒さや冷えを感じやすくなっているため温かい格好を心がける
【回復期間の注意点】
- 断食期間の倍の期間を回復に充てる
- 回復期間の振る舞い次第ではファスティングの効果がなくなってしまうので最後まで気を抜かない
- 回復期間初日の朝はスムージーか酵素ドリンク、昼は重湯、夜は玄米がゆに具無しの味噌汁、といった具合で徐々にカラダを通常食に慣らしていく
- 絶対に固形物を一気に食べたりしない
注意点は以上になります。
それでは、期間別に詳しいやり方を見ていきます。
期間別の詳細なやり方
①半日断食
これは簡単で、朝食を抜くだけです。
朝食を抜く事で16-18時間ほど断食状態になり、それだけでも健康維持や病気予防に大きな効果があります。(参考:【毎日3食が健康に良いと思ってる?】1日2食で十分すぎる理由)
半日断食は、病気の9割以上の原因だと言われている活性酸素を13%減少させるというデータもあります。
日にちを決めてやるというより、習慣化することをオススメします。
②1日断食(3日工程)
1日程度であれば、(体力によっぽど自信が無い場合を除き)そこまで気合いを入れなくても出来ますが、一応丁寧なやり方を解説します。
また、ここの項目以降で出てくる「スムージー」は、なるべく自分で野菜や果物をすり下ろして作って下さい。(もちろん無農薬・無化学肥料のもの)
市販の野菜ジュースやフルーツジュースは糖分が多く、断食にはあまり適していません。
もし本気で質の高いファスティングにしたいのであれば酵素ドリンクがオススメです。(↓こちらの記事を参照)
丁寧な1日断食のやり方は下記のようになります。
【1日目:準備期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:果物・野菜中心の軽食
夜:玄米、発酵食品・野菜・魚を中心に腹8分目(肉類や脂物は避ける)
【2日目:断食期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:スムージー or 酵素ジュース
夜:スムージー or 酵素ジュース
【3日目:回復期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:玄米がゆ
夜:玄米がゆ、サラダ・豆製品・発酵食品(漬物や納豆等)を中心に腹8分目
玄米がゆは、玄米の8-10倍の水量で、鍋などで煮れば簡単に作れます。
それに梅干しや漬物をプラスすると、美味しい上に酵素も取れてより効果的です。
3日断食(7日工程)
家で自己流で行うのはこれぐらいの期間までにしておいた方がいいです。
これ以上の期間行うと、多くは回復期間に自制が効かずに一気に食べてしまったりして、かえって体調を崩しかねません。
健康が目的であれば、1ヶ月〜3ヶ月に1回ぐらいのペースで3日断食を行えば十分です。
また、準備期間を2日とっていますが、「慣れているから1日でいい」という場合などには自身で調整して下さい。
【1、2日目:準備期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:果物・野菜中心の軽食
夜:玄米、発酵食品や野菜・魚を中心に腹8分目(肉類や脂物は避ける)
【3、4、5日目:断食期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:スムージー or 酵素ジュース
夜:スムージー or 酵素ジュース
【6日目:回復期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:玄米がゆ、酵素ジュース
夜:玄米がゆ、具無し汁(薄めの味噌汁等)、酵素ジュース
【7日目:回復期間】
朝:スムージー or 酵素ジュース
昼:玄米がゆ、具入りの味噌汁
夜:玄米がゆ、サラダ・豆製品・発酵食品(胃腸に負担をかけないよういつも以上にゆっくり食べる)
風邪や腹痛などは薬を飲まなくてもこの方法で治療可能だそうです。
断食専門医の先生の中には「3食全てを梅干し1個ずつ」というのを基本形としている方もいらっしゃいます。
3日以上の期間で断食を行うと、目に見える変化が感じられると思います。
顔色や肌ツヤが良くなっていたり、質素なご飯でもいつも以上に美味しく感じられたり、少しの睡眠時間でも起きられるようになったりー普段と違うカラダの変化を注意深く観察してみるのもすごく楽しいですよ。
これで、医者いらずの身体に一歩近づきましたね。
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おわりに
ここまで読んでくださってありがとうございました!
ファスティングは病気予防、老化防止、デトックス、ダイエットと様々な効果が期待できますので、これを機にぜひ習慣化してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
・注意点を押さえて正しいファスティングを!