・仮想通貨を始めてみたい
・どこの取引所を使えばいいかわからない
・手っ取り早く取引所の違いを知りたい
こういった方向けに書きます。
全て僕が実際に口座開設をして使ってみた感想です。色んなところに口座開設をしましたが、結局いまだに使い続けているのはこの5つです。
ひどい取引所を使うと、ありえない価格で損切りされたりするので慎重に選ぶ必要がありますが、下記5つの取引所なら安心してご利用いただけると思います。
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目次
GMOコイン(オススメ度:★★★★★)
総合的に見たら初心者の方には最もオススメなのがGMOコインです。
相場乱高下時のスプレッドの開きや注文の滑り等のデメリットも補えるほどの環境は整備されていると感じます。
現物の売買もでき、ビットコインやアルトコインのFXもできる万能な取引所です。
GMOコインは現物取引やレバレッジ取引の板取引(売り手と買い手をGMOコインが仲介する取引)もできますし、ビットコインFXの相対取引(GMOコインを相手方とした取引で、GMOコインの提示レートでなら即座に約定する取引)もできるので使い勝手がとてもいいです。
現物を買って、海外取引所に送金するのにも使えます。
また、スマホアプリのビットレ君がとにかく見やすいし使いやすい!それのためだけに口座を作っている人もいるぐらいですので、まだ口座をお持ちでない方はこの機会にぜひどうぞ。
メリット
- スマホアプリ“ビットレ君”が初心者でもすごく使いやすい
- 国内の大手企業による安心感
- FXから現物の板取引まで幅広く対応
- ビットコインの平常時スプレッド500-1,000円程
- 最大レバレッジはビットコイン10倍、アルトコイン5倍
- FXは板取引ではなく相対取引のため、取引量の少なさをそこまで意識しなくて良い
デメリット
- 価格が乱高下した際にスプレッドが開きやすい
- 注文がたまに滑る
- 水曜日15:00−16:00はメンテナンスで発注不可
bitbank(オススメ度:★★★★★)
円の入出金に対応しており、現物を買うのには最も適した取引所だと思います。
リップルの取引量は世界一です。
現物のみなのでショートは出来ませんが、長期保有で現物を買うのはもちろん、現物を買って短期で回転させる事もできる便利な取引所です。
何より、メイカー手数料(指値で板を並べて約定させた場合の手数料)がマイナスなので、手数料がかからずにリップル含めたアルトコインを買えるのがとてもいいですね。
メリット
- リップルの取引量世界一
- モナコインの取引量日本一
- 入出金が円で可能
- アプリによる使い勝手の良さ
- セキュリティがしっかりしている
- 板取引でメイカー手数料がマイナス手数料
- 現物を買うならここと言える
デメリット
- 現物取引のみでレバレッジ取引不可
- 取り扱い通貨がそんなに多く無い
- 混雑時には注文が遅延する
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BitMEX(オススメ度:★★★★☆)
海外取引所になりますが、日本語に対応しているため英語ができなくても使えます。
板取引による売買になりますが、その取引量は世界の取引所でトップになりますので枚数をそこまで気にせず取引ができます。
ただ、注文数量をドルベースで発注したり、アプリが無かったりと中級者以上の方でないと慣れるまでは時間がかかると思いますので注意が必要です。
メリット
- ビットコインを証拠金に取引ができる
- 最大レバレッジ100倍
- 板が厚く大きなポジションでも取引しやすい
- 注文方法によっては手数料がかからない(むしろ受け取れる)
- 本人確認無しで簡単に口座開設可能
- メジャーアルトも取引可能
- 追証無し
- スワップ(建玉に対してかかる金利のようなもの)がかかるポジション(ロングorショート、状況次第で変動)の逆のポシジョンを建てるとスワップが受け取れる
デメリット
- アプリが無い
- 初心者は慣れるまでやや時間がかかる
- ビットコインでしか入出金できない
- 売買単位は米ドルベースで発注
- 成行売買では手数料が発生する
CryptGT(オススメ度:★★★☆☆)
一時期仮想通貨界隈で注目されていた取引所。
2019年に入り、ビットコインが乱高下するようになってから常識外のスプレッドの開き(通貨によってはスプレッドだけで20%程度の開き)が確認され一気に失望されました。
しかし、リップル等メジャーアルトコインの現物を担保にできる点や、ビットフライヤーの様に板取引では無いため、損切りが思わぬ価格で約定するという事態は回避できる点など、使い方によっては非常にメリットがある取引所です。
また、仮想通貨の価格上昇局面での爆発力が凄まじいです。
例えばリップルを担保にしている場合だと、
リップルを担保に1万円の利益を出す=1万円相当額のリップルがもらえる
ということは、、、
リップルの価格上昇局面では、担保に入れているリップルを増やしながらリップルの価格自体も上がっていく
という倍々ゲームになりますので、恐ろしくお金が増やせます。
証拠金になる仮想通貨を現物で保有している方はここに預けておくといいのでは無いでしょうか。
メリット
- 最大レバレッジ200倍
- リップルを始めとしたアルトコインが証拠金として使える
- 追証無し
- 相対取引のため損切り注文が狙った価格付近できちんと決済される
- MT5のアプリから発注可能
- 取扱通貨が多数
- 為替や株価指数にも対応
- 担保に入れている仮想通貨の上昇局面での爆発力がすごい
デメリット
- 乱高下時のスプレッドが尋常では無い事がある
- スワップが何気に高い(国内取引所の倍近い)ため長期投資には向かない
- 海外取引所のため円での入出金不可
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ビットフライヤー(オススメ度:★★★☆☆)
ビットコインFXのみなら、ビットフライヤーが一番使い勝手がいいと思います。
普通は取引の都度手数料が発生しますが、ビットフライヤーFXはそれがありませんのでどんなに薄利でも利益確定ができます。
仮想通貨界隈の方々も、ビットコインFXだけならビットフライヤーを使っている人が多いです。
ただ、SFDという現物価格とFXの価格が一定以上乖離した際にのみ発生する手数料のようなものが煩わしいのがデメリットです。
これは、現物価格とFX価格の乖離が5%以上開くと、その乖離をさらに広げる方向への注文に対して一定の割合の手数料(通常は約定金額に対して0.25%程度)がかかるという制度です。
ただ、これはSFDがついているときは売買を見送ったり、乖離を縮めるほうの注文を入れて逆に手数料をもらったり(難易度は高めですが)することで回避できますので、うまく使えば非常に使い勝手の良い取引所だと思います。
メリット
- ビットコインFXなら板取引で手数料無料
- ビットフライヤーFXの価格は注目度が高いため大衆と同じ目線で相場を見れる
- 手数料がかからないので短いスパンでの売買が可能
デメリット
- レバレッジ規制されたため最大レバレッジ4倍
- レバレッジ規制後の板が若干薄い
- SFD(現物との価格差が一定以上開くと手数料が取られる事がある)
- 板取引のため、ロスカットが思わぬ値段で約定する事がある
- 毎日AM4:00から10分程のメンテナンスがある
- 取引が殺到すると注文が遅延しうまく通らない事がある
おわりに
ここまで読んで下さってありがとうございます!
元証券会社の営業員から言わせると、正直仮想通貨業界のインフラはまだまだ不完全だと思います(2019/6現在)。
その中でも上記5つは比較的使い勝手もよく、きちんとした取引ができる取引所だと思います。
ただ、良くも悪くも仮想通貨自体がすごく値段の動きが大きいので、くれぐれも無理しないように取引をしていきましょう。
取引の前に、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
【初心者から上級者まで】投資関連のオススメ本10選【必読です】
また、為替FXに興味があればこちらの記事もどうぞ。
勝ちトレーダーになれるように一緒に頑張りましょうー!
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まとめ
・総合的にみたらGMOコインが使いやすい
・現物のみならbitbank
・他はそれぞれの特徴を活かして上手く活用