仕事で理不尽に怒られ過ぎて辛いならとりま僕がどれだけ怒られてきたか見て欲しい

  • 上司に怒られすぎてもう仕事辞めたい
  • 毎日毎日こんなに怒られるやつなんて他にいないと思う
  • 日曜日の夜はお通夜のような顔をしている

こんな人は見て下さい。

まだ今よりもパワハラが許されていた時代の、僕の怒られ方を。

多少なりとも勇気を与えられる自信があります。

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仕事怒られLv1:軽いジャブたち

miss work

椅子キック

これはもう基本で、何回椅子を蹴られたかわからない。

怒られている最中ならいいのだが、お客さんと電話してるときにいきなり蹴られるのは驚くからやめて欲しかった。

電話を強制終了

お客さんと電話している時に、強制的に切らされるというパワハラ。

2パターンあり、口頭で「おい!俺が呼んでんのが聞こえねーのか!?電話切れバカヤロー!!」と言われて切らされるパターン。

もう1つは後ろからこっそり近づいてきて指で切電ボタンをガチャって押されるパターン。

自分にだけ強いあたり

若手営業員5人程度が毎朝オススメの株を支店全員の前で発表するという決まりがあった。

発表の順番は決まっているのだが、僕の番になったときに2秒ぐらい前に出るのが遅れただけで親の仇かってぐらい怒られていた。

そのため、僕にとっては前の発表が終わるタイミングを絶対に見逃さないよう全神経を集中させるという意味不明な勝負からその日1日が始まっていた。

仕事怒られLv2:朝イチでデスクに空手チョップ

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確か入社2年目の頃だった。

その頃は、9:00−9:30までに3人のお客さんに株の提案をする、ということを全営業員がノルマ化されていた。

ただし、新入社員とか2年目の営業員はお客さんも少ないので、(通常は)そこまでシビアには言及されないノルマだった。

僕はなぜか朝イチでガンガン入ってくる外線の対応(←事務の女性が全員電話対応中だったら下っ端営業員の役目)に追われていた。

9:25、フロアを歩き回ってる支店長(大学時代は空手部主将)が僕のデスクにきた。

支「お前、今何しとんの?」

僕「あ…えっと…か、株の提案をしようと…」

支「ふーん。今何件かけたとこ?」

僕「…。」

支「何件?」

僕「…0です(震え声)。」

ドガーン!!!!!!

デスクに空手チョップされた。

なんなら「0です。」と答えている最中にかぶせ気味にチョップされた。

全営業員が何事かと振り返っていたが、(また俺君か…)って感じでスルーされた。

翌日は「下っ端なんだから外線に出ろ!!」と怒られた。

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仕事怒られLv3:リアルな陰口

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これは何気に傷ついた。

面と向かって怒鳴られたりするのは段々と耐性がついてきていた。

しかし、結構年配のおっさん営業員が「本気であいつは辞めさせた方がいいよ。見たことないよ、あんな出来ないやつ。」って裏で僕の教育担当に言っていたと後から知った。

直接言えよって思うし、1年やそこらで人の良し悪しや仕事の出来不出来なんて絶対に判断できないと思う。

何が怖いって、その陰口を言っていたのが出世街道は完全に外れた窓際族のおっさん営業員って事だった。

仕事怒られLv4:開宗を勧められる

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ある時、ノルマ達成までの見込みを聞かれ、答えていた。

僕「〇〇さんで100万円、△△さんで200万円返事待ちがあります!」

上司「で?」

僕「…それで目標達成です!」

上司「それ聞いた感じ出来そうもない見込みなんだけど。もしそれだけなら実質見込み0って事だよ?今まで何やってたの?」

僕「…いや、今あげた見込みのお客さんはそれなりに高い確度で出来ると思います!」

上司「お前さ、宗教作れば?」

僕「…はい?」

上司「宗教作れよ、“理想教”とか名付けて。そんな甘い見込みを掲げるぐらい自分の理想通りに物事が運ぶと思ってんだろ?ピッタリじゃんwwな、教祖様ww」

これが今まででTOP3に入るほどムカついた怒られ方で、(絶対見返してやるよこのクソ上司が!!)って強く思った。

報告した見込み顧客には両方とも秒で断られた。

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怒られLv5:自伝の提出

miss work

“反省文”の上位版だと解釈して欲しい。

社内でも有名なパワハラ上司で、何かとすぐに難癖をつけて部下を叱ってくる上司の下にいたときだ。

例えば、制限速度50kmの公道で51kmで走って逮捕までしてくる警察はいないと思う。

しかしその上司は1kmでも制限速度をオーバーしたら“待ってました”と言わんばかりに逮捕してきて「これは重大な違反だぞ?おい?無期懲役も覚悟しろよ?」とイキってくるようなタイプだった。

違反は違反なので、やった方も言い訳が出来ない。

そんな状況で、提出を求められるのが表題の“自伝”だった。

反省文はなんとなくイメージができると思う。
やってしまったことの顛末や、再発防止策なんかを書くやつだ。

自伝はそれの上位版で、

「自分が生まれてから今まで、どういう学生生活を送ったりどういう人間関係を築いてきたのか、そして自分はそのコミュニティの中でどのような立ち位置だったのか、そういった点を振り返りつつ、自分の悪い点を考えてまとめる。」

というものだった。

僕も書いていて意味不明だと改めて思うが、本気でこんなものの提出を求められていた。

もちろん、「僕は成績もよく優等生で、クラスの中心的存在でした。」なんて内容は仮に本当でも許されない。

“いかに自分がダメな人間で、社会人としての自覚が足りないか”という事を自分の半生とともに省みて書かないと許してもらえない。

今までの自分の人生を全否定して、上司が満足するように自分のクズさを創作しつつ家で自伝を作っている時の僕の気持ちをわかってくれる人はいるだろうか?
いたら友達になって欲しい。

ちなみにこれのもう一段上のレベルが「パソコン使用禁止で、手書きで原稿用紙20枚以上書いてくる。」というものだったが、それはギリギリで回避できた。

ここまでされたら自分がどうなっていたか、想像するだけで怖ろしい。

おわりに

まだまだあるけどこの辺にしておきます。

最後に一言だけ。

2-3年で人間の良し悪し、仕事の出来不出来なんて絶対に誰にもわからないです。

僕のような出来損ない営業員も、めげずに頑張っていたら特進で出世して社内で何度も表彰されるレベルにまでなれました。

正直、当時の僕にそこまでの未来を想像する人は皆無だったと思います。

今仕事で怒られすぎて辛い、辞めたいって人に言いたい。

無理する必要は全く無いけど、こんなレベルで怒られまくっていた出来損ないもいたんだと心の片隅にでも置いておいてくれたら幸いです。

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まとめ

怒られ方に関しても下には下がいる。

ABOUTこの記事をかいた人

こんにちわ、シロです。 新卒で証券会社に入社→入社3年は全く数字ができず地獄の日々→「思考は現実化する」という本と出会い「俺はできる!」と思い続けていたら特進で出世し、年収1,200万円到達→休日しか楽しみが無く、死んだ魚の目をして一生を終えそうだったので退職→ブログと個人投資家(←今ここ) 会社員時代に、病気になったり突然倒れ帰らぬ人となった周りの人たちを見て「健康が一番大事やん…!」と悟りました。 自然が大好きです。 山登り、キャンプ、スノーボード、ダイビング、旅行が好きです。 主に雑記ですが、皆様が心身ともに健康でいられるような記事を書いていけたらと思っています。