タイのタクシーがマジでひどいという話【運もあるかも】

微笑みの国・タイ。

笑顔の女の子

2019年のGWで初めて行ってきました!

プーケットで離島を周り、タイ料理に舌鼓を打ち、バンコクでは寺院を巡り、タイ古式マッサージでリラックス。

最高でしたよ、タイ。

微笑みの国・タイ。

とてもいい国でしたが、一つだけ言わせてもらいたい。

タクシーだけは全く微笑めない。

無表情の女の子

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タイのタクシー事情

タクシー

いや、ほとんどいいとこばかりの国だったんですよ?

クラビの海は綺麗だったし、夜も独特の雰囲気で盛り上がっているし、料理は美味しいし、BARとかオシャレだったし、物価は安いし、寺院からはパワーもらえた気がするし…。

クラビ

↑クラビの海はめちゃくちゃキレイ

パトンビーチ

↑プーケットの中心部は夜も賑やか

料理

↑ご飯はとても美味しいけど辛いのは尋常じゃなく辛いから注意

バー

↑バンコクのバー(めっちゃ高い)

ワットポー

↑ワットポー

すごくいい国でした!

ただ、マジでタクシーだけはシャレにならんくらい微笑めない。

僕の運が悪かっただけかもしれませんが、これから行く方はご注意を。

ざっくり言うと、

  • 嫌になるほど毎回ボッタクってくる(←まぁ海外では普通)
  • 10台連続で乗車拒否される(←お、おう)
  • 右折ができない(←??????)

 

全て実体験です。

その対策も併せて、詳しく解説します。

タイでのタクシー被害①ボッタクリおじさん

タクシードライバー

まぁ海外のタクシーに日本人が乗ったら高確率で吹っかけてくるじゃないですか。

それはいいんですよ。

最初の交渉の時点で折り合わなかったら乗らないだけなんで。(とはいえ最終的には適正料金に近い形で乗せてくれることが多い)

でもタイでは、

「○○までいいですか?(相場200円)」
「OK!今日は混んでるから1000円だけどいい?」
「良くねーよハゲ!相場200円だろメーター使え!」
「今日は混んでて無理だよ!じゃあ500円!」
「そもそも別に混んでなくない?じゃあ300円ならいいよ。」
「400円。これ以上は無理。」
「(めんどくせぇ…もういいや…)OK。400円で。」

このやりとりが1回や2回ならまだいいんですけど、タクシー乗るたびに毎回だとさすがにウンザリしてくるわけで…。

吹っかけ方も相場の2倍とかじゃなくて下手したら5倍とかですからね、さすがにワイルドすぎ。

上のくだりも結局2倍の料金ボッタクられてますからね。笑

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タイでのタクシー被害②乗車拒否おじさん

拒否

日本のタクシーでは滅多にありませんが、海外、特にタイでは普通に乗車拒否されまくります。

普通は何台か声かければ、値段がどうなるかは置いておいて乗ることはできるんですよ。

でも、アユタヤに行こうと思い、降りた駅からアユタヤ行きのバスターミナルがこれぐらいの距離だったんです↓

 

歩いて約30分、2.1km。

まぁ初乗り分ぐらいしか取れないけどさ…。

でも炎天下の中この距離は歩けないし、時間短縮のためにもタクシーに乗ろうとしたら10台連続乗車拒否!!

途中から数えてましたから正確な数字です!!笑

結局、難易度が高くタイ語がわからないと厳しいと聞き倦厭していた民間のバスに乗ってなんとかたどり着きました。

そして、アユタヤ行きのバスのチケットを買ったはいいものの、予定の時刻を1時間近く経ってもこない…。

面倒になってしまい()、近くにあるタイで最大と言われるチャトチャックマーケットに行こうとバスのチケットを払い戻したまではいいものの、またタクシーが乗せてくれない!!

え、なんなのこれイジメ?ってぐらい乗車拒否の嵐。

仕方なくバスターミナルのおじさんに聞いてみました。

「あのう…モーチット駅(最寄駅)まではどうやって行けばいいんですかね…?」
「え?そんなのタクシー拾えば5分だよ!」
「いや…なんかタクシーの人、誰も乗せてくれないんですけど…。」
「え、マジで?あ!ちょっと待ってな!」

そういって捕まえてくれたのが、黄色いプリウスの『ALL THAI TAXI』でした。

このタクシー会社は、タイの酷いタクシーのイメージを払拭しようと

『乗車拒否なし』
『ボッタクリなし』

を掲げたクリーンなタクシーを目指しているそうで、ようやく乗ることが出来ました。

マーケットに行きたいといったら近くまでちゃんとメーターを使って連れて行ってくれて、チップを含めてちょっと多めに払い下車しました。

こういう人には多めにお金払ってもいいんだけどなぁ…。

ALL THAI TAXIはめちゃくちゃ優良なタクシーなんですが、割合で言うと全タクシーの1%ぐらいしか台数が走っていないのでなかなか見かけません。

タクシーに乗ろうとしていてもし見かけたら必ず捕まえましょう!(ALL THAI TAXIでも料金交渉されたという話もあるので、100%絶対に優良では無いようですが他のタクシーよりは遥かにまともです)

タイでのタクシー被害③左折姉ちゃん

左折か直進

ボッタクリやら乗車拒否やら、食傷気味なことばかり書きましたが、20代前半の若くて綺麗な女性ドライバーが運転するタクシーに乗せてもらえた時は、天使だと思ったんですよ。

いつも通り数台乗車拒否され、とぼとぼ歩いていたら乗せてくれてメーターもきちんと使ってくれました。

とても誠実で笑顔が可愛くて(ああ、きっと新卒で入社したばかりの子なのかなぁ…。)とか想像しながら癒されていたんですよ、最初は。

今回は下のようなルートを想定して乗りました↓

バンコクの地図

5.6km、渋滞がなければ15分ほど。

ドライバーの感じもよく、一安心して座っていました。

ところが、すぐさま僕が検索したグーグルマップのルートから外れます。

バンコクの地図

↑ん…?あ、もう一つのルートで行くのね!

バンコクの地図

↑え…?やっぱ最初のルートに戻る感じ?

バンコクの地図

「おい、ちょっと待て。」

ここで初めて口に出して言いました。

だって、真逆だもん。さすがに。真逆はさすがに。

僕「これ、逆方向なので、次Uターンできますか?」

運転手♀「う、うん…」

バンコクの地図

↑僕「え?Uターン!え?Uターン!!キャンユースピークイングリッシュ??」

運転手♀「次左折して、軌道修正しますんで!」

バンコクの地図

↑僕「…」

運転手♀「…(真顔)」

バンコクの地図

↑僕「…」

運転手♀「…(真顔)」

バンコクの地図

↑僕「えっ?えっ?なんでそっちの道入った?なんで左折して川沿いの道入った?」

運転手♀「…(真顔)」

僕「いや(真顔)ちゃうがな。これ、次は右折ですよ?ターンライト、OK?」

運転手♀「OK」

バンコクの地図

僕「ターンライト!た・あ・ん・ら・い・と!!ホワイ??ほわい????」

運転手♀「…(真顔)」

僕「(真顔)じゃねぇんだよぉぉぉ!!!Uターン!!UターンOK!!??ネクストコーナー、ターンライトプリィズ!!!!OK!!??」

運転手♀「お、OK!」

バンコクの地図

↑僕「Uタァァァ(ry 」

運転手♀「…(真顔)」

僕「Who are you? Who are you????」

運転手♀「…(真顔)」

本当にタクシードライバーかこいつ??
なんか、時間稼ぎでもしてんの??
止まったら爆発する爆弾でも仕掛けられてんの??

最終的には目的地に行くことを諦めました。

この先を右折したサイアム駅も何かと栄えているらしかったので、この日はもうそこに行くことにしました。(なげやり)

ここでグーグルの翻訳を日本語⇄タイ語で起動して「右折」と翻訳→「レイクゥワッ」という発音だと知る。

僕「レイクゥワッ!ネクスト!!レイクゥワッ!!レイクゥワッ!!!!!!」

狂ったドナルドのようにタイ語の“右折”を連呼。

運転手♀「…!レイクゥワッ!OK!」

僕「…」

運転手♀「レイクゥワッ…レイクゥワッ…(小声で反芻)」

バンコクの地図

僕「レェェェェイクゥ(ry 」

側道に入って右折しないといけない道を側道に入り損ねてミスって直進した時に初めて気付きました。

こいつ、今日が免許取って初日だきっと。

悪気も無さそうでしたし、ボッタくるような気配もありません。

純粋に運転が下手なんです、眩しいくらい純粋に。

確かに免許取り立ての頃って、右車線に寄って右折するのちょっと怖かったりしますもんね!
どーりで、一方通行のところ以外は100%の確率で左折しかしないと思ったー!

ようやくそのことに気付いた僕。

次は側道に入るところから事細かに指示を出し、この日初めてまともなレイクゥワッが繰り出されました。

バンコクの地図

↑これでまたミスられたら運転手♀の首の骨を『レイクゥワッ!!』してしまいそうだったので、まだちょっと距離があるもののここで降ろしてもらいました。

バンコクの地図

真っ直ぐ目的地に向かえば15分、200バーツぐらいの距離だったのに、40分以上グルグルと同じところを回られ、目的地からはかなり遠ざかり、料金はメーターに表示された400バーツをきっちりと請求されました。

時間は倍以上かかり、目的地からは遠ざかり、お金も倍以上かかった、と。

僕は思い知りました。

悪意のない純粋な技術不足の方が、悪意のあるボッタクリよりやっかいだ、と。

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タイのタクシーに乗る際の注意点と対策

解決法

以上のような実体験を踏まえ、タイのタクシーの注意点や対策をまとめます。

ボッタクリ対策

乗車前か乗車直後に、メーターをちゃんと動かすかどうか必ず確認すること

動かしてなかったらすぐに『ユーズメーター!』とか単に『メーター!』とか言いましょう。

素直に応じてくれれば後は変な道で遠回りされないかどうかだけですが、多少遠回りされてもタイのタクシーメーターはめっちゃくちゃ安いので大丈夫です。笑

メーターさえ使ってもらえれば、初乗りが35TB(僕が行った時で130円ぐらい)、以降1km毎に5-6TB(2、30円)と格安で乗れます。

素直に応じてこないボッタクリおじさんは、

「今日は混んでるからメーターなんか使わないよ!500バーツだ!」とか言ってきます。

そうしたら、「メーターを使うか、さもなくば降りる」と突っぱねる or 値段の交渉をして自分が許せる範囲の値段だったら乗る、の二択になると思います。

そして「メーター使わないなら降りる!」っていうと結構普通に降ろされます。笑

もちろん何も請求されないから良いけど、ここまで乗せてんだから正規料金だとしても乗せた方がいいと思うんだけど…。

ここで注意ですが、値段を曖昧にして乗ってしまい、目的地到着後にボッタクられたら、こっちもサービスを受けてしまっているので払わざるを得ません。(怖いことになるかもしれないのでこの場合は必ず払いましょう

値段交渉は、必ず乗車前か乗車直後に済ませるようにして下さい。

また、クドいですが黄色いプリウスで車体に『ALL THAI TAXI』と書かれたタクシーは優良タクシーなので迷わず乗りましょう。

乗車拒否対策

まぁこれに関しては対策のしようがありませんが、、、

  1. 「ちょっと多目に払うから」と値段交渉をして乗せてもらう
  2. 乗せてくれるまで何台も声をかけ続ける
  3. 地元民が使うバスに乗る
  4. タクシーではなくトゥクトゥクに乗る

 

このあたりが選択肢になるかと。

は正直難しいと思います。

が現実的で、地元民でも乗る場所と行き先によっては4台も5台も乗車拒否されることがあるみたいなので、めげずに頑張りましょう。笑

のバスは運転手や誘導員が英語が話せないことが多く、車内アナウンスもタイ語なので難易度は高めです。

僕が乗った際にはGoogle Mapを片手に目的に近いことを目視で確認して降りました。

のトゥクトゥクなんですが、実は僕はこの旅ではトゥクトゥクにかなりお世話になりました。

タイでのトゥクトゥクというと『観光客向けのボッタクリイベント』っていうイメージで、「まぁ記念に1回乗っておくか…」ってぐらいの方もいるかもしれません。

まぁその通りなんですが、タクシーがなかなか拾えなかったり拾えてもメーター使用を拒否されボッタクリの料金しか提示されなかった場合に使えます。

観光客には30分程度の距離で200TBぐらいを提示してきます。

これも交渉は可能ですが、値切れたとして100-150TBぐらいでした。(実体験)

タクシーの正規料金で100TB強の距離を、まともなタクシーが拾えないのでトゥクトゥクで150〜200TBで行くってことを何回かしましたので、どうしてもタクシーが拾えない時にはトゥクトゥクも一つの方法です。

右折ができない姉ちゃんの対策

僕が乗ったレベルのドライバーに当たることはほぼ無いと思うのでご安心ください。笑

でも調べてみたら、タイのタクシードライバーとのトラブルは『ボッタクリ』か『ド素人』であることが大半みたいで、副業っぽくタクシーをしていてあまり運転に慣れていないドライバーも一定数いるみたいです。

どちらにせよタクシーに乗ってからもGoogle Mapなどでルートをその都度確認した方がいいです。

おわりに

以上になります。

タイはタクシー事情以外はとても良い国だったので、行ったことがなければぜひ行ってみて下さい^^

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まとめ

・タクシーに乗ったらすぐにメーターを確認

・頑としてメーターを使わなければすぐに降りる

・乗車拒否は根気よく

・バスは難易度高いから注意

・高いけどトゥクトゥクも選択肢の1つ

ABOUTこの記事をかいた人

こんにちわ、シロです。 新卒で証券会社に入社→入社3年は全く数字ができず地獄の日々→「思考は現実化する」という本と出会い「俺はできる!」と思い続けていたら特進で出世し、年収1,200万円到達→休日しか楽しみが無く、死んだ魚の目をして一生を終えそうだったので退職→ブログと個人投資家(←今ここ) 会社員時代に、病気になったり突然倒れ帰らぬ人となった周りの人たちを見て「健康が一番大事やん…!」と悟りました。 自然が大好きです。 山登り、キャンプ、スノーボード、ダイビング、旅行が好きです。 主に雑記ですが、皆様が心身ともに健康でいられるような記事を書いていけたらと思っています。