・調味料?全部同じでしょ?
・調味料はパッケージと値段で決めている
そんな方のために書きます。
実は調味料ってこだわった方がいいの知ってました?
例えば、醤油とか酢には原材料に遺伝子組み換えの作物が使われていても表示義務がありません。
安い粗悪品の調味料にはそういったものが含まれている可能性も高いですし、食品添加物が多く使われている可能性も高いです。
食事にこだわると共に、身の回りの調味料にもこだわればもっと健康効果が上がりますので、選び方や具体的なオススメ銘柄を解説します。
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調味料の選び方と具体的なオススメ銘柄
それでは早速見ていきましょう。
選び方と具体的なオススメ銘柄を下記にまとめます。
塩
【選び方】
- 塩化ナトリウム95%以上のものは選ばない
- 製造工程が『イオン膜、立釜、乾燥』『溶解、平釜』のものを選ばない
- 製造工程が『天日、平釜、粉砕』といったものを選ぶ
- 無添加の岩塩を選ぶ
塩は特に、製造工程を確認してから買いましょう。
イオン膜というのは、海水から塩化ナトリウムを人工的に精製する方法で、もはや塩では無く、ミネラル等を一切含まない人工的な化合物です。(※安い塩は大抵これです。)
溶解というのは、海外産の塩を日本の海水で溶かし、にがりを人工的に加えてミネラルを補ったものです。やはり自然な製法で作ったものに比べると健康効果は劣ります。
加熱処理せず天日干しで作った塩、もしくは無添加の岩塩が塩選びにおいてはオススメです。
オススメの塩
醤油
【選び方】
- 原材料に「脱脂加工大豆」と含まれるものを選ばない
- 「大豆、小麦、塩」以外に色々入っているものは選ばない
こう言った基準でOKです。
脱脂加工大豆とは、油脂分を搾った後の大豆で、これを人工的に無理矢理発酵させる事で本来1年以上かかる過程を1、2ヶ月に短縮できます。
当然、1年以上熟成させたものとは風味が全然違う為、そこに化学調味料や食品添加物を投入して調整しています。
大豆、小麦、塩だけで作った醤油を選びましょう。
オススメの醤油
味噌
【選び方】
- 減塩味噌は選ばない
- 「生味噌」と表示があるものを選ぶ
- 「天然醸造」と表示されているものを選ぶ
味噌選びはこの三点が大切です。
減塩味噌は身体に良さそうに見えますが、塩分を減らす為に様々な食品添加物や塩化ナトリウムを使っています。
「生味噌」と表示の無いものは「速醸味噌(こうは表記されていません)」といって、本来1〜3年は熟成させるべき所を1ヶ月程度に短縮して作られています。
表示に「殺菌用」、「変色防止剤」、「保存用」、等と書いてあれば疑った方が良いです。
ちなみに味噌は抗酸化作用もあり、体内の活性酸素を除去する効果があります。
味噌汁にする場合には、味噌の中に含まれる麹菌が死んでしまわない様に60℃未満まで冷ましてから味噌を入れた方が健康には良いです。
オススメの味噌
油
【選び方】
- エキストラバージンオリーブオイル
- 米油
- 亜麻仁油
油に関しては、エキストラバージンオリーブオイルを使えばOKです。(参照記事:【科学的エビデンスあり】本当に健康に良い食べ物5選)
米油、亜麻仁油はお好みで選んでみても良いと思います。
オススメの油
②極実オリーブオイル(※クセが無く美味しいので初めての方にオススメ)
砂糖
【選び方】
- 上白糖、グラニュー糖、三温糖などは全部NG
- てんさい糖や羅漢果を選ぶ
上記2点が大切です。
また、甘さが必要ならメープルシロップを使うのもオススメです。
普段使っている白い砂糖は最強の毒ですので選ばない様にします。(参照記事:【悲報】白い食品は健康に悪いものばかりだった件【実はブラック】)
ハチミツなんかも上手く使えればオススメです。
オススメの砂糖
みりん
【選び方】
- もち米、麹、焼酎だけで作っているものを選ぶ
- 醸造用アルコールや添加物が入っているものは選ばない
- アルコール度数の表記が無いものは選ばない
みりんはこれらを意識して選んでみて下さい。
ちなみに「みりん風調味料」と書いてあるのは論外です。
原材料がもち米、麹、焼酎だけで、かつ1〜3年発酵熟成させて作られた『本みりん』がオススメです。
しかし、熟成期間を2ヶ月程度に抑える為に醸造アルコールや食品添加物を加えて作られたものも『本みりん』と記載されている事があります。
みりんを買う時は、必ず裏側の原材料表示を確認してから買いましょう。
オススメのみりん
酢
【選び方】
- 「純玄米酢」「純米酢」「純りんご酢」と言った様に「純」とつくものを選ぶ
- 原材料表示に「アルコール」や「酒精」と入っているものは選ばない
- 「合成酢」と書かれているものは選ばない
酢は、酢造りに適した素材(米、麦、梅、りんご等)を原料に、酢酸菌によって発酵させて作られます。
これらを原料にしたお酒があれば、お酒の中のエチルアルコールが空気中の酢酸菌と作用して酢は簡単に作れます。
しかし、ここでもより安価に、短い時間で作れる様に醸造用アルコールや食品添加物を加えて作られているものがあるので、そういうものは避けましょう。
オススメの酢
まとめ
・遺伝子組み換えなどの表示義務が無いものは注意
・調味料にこだわる